ギャラリー

IMEC & KU Leuven

来年度から本格始動するプロジェクトの協議で,ベルギーのLeuvenのIMEC本部を訪問しました.

IMECとはInteruniversity Microelectronics Centreの略で,超微細電子工学と情報技術分野の非営利団体です.現在,国際的な研究開発や技術革新の中心地の一つです.

横川の専門は信頼性工学ですが,主たる研究テーマは半導体デバイスの信頼性です.特に,微細金属配線の信頼性試験,信頼性物理,信頼性統計について,20年以上研究してきました.今回はその分野を担当するということでプロジェクトに誘っていただきました.

IMECとは国際連携のスキームがあり,そのキックオフとしての訪問です.Leuvenには低地地方でもっとも古く大きな大学であるKU Leuvenがあり,IMECとKU Leuvenは密接に連携しています.数多くの学生がKU Leuvenに集い,IMECで世界と渡り合うような高度な研究をして,学位取得後には欧州に留まらず世界中の最先端企業に就職してゆく,非常にホットな場所でした.

 

IRPS2023

ほぼ4年ぶりに,国際会議出席のため海外出張してきました.

International Reliability Physics Symposium (IRPS)は,半導体デバイスの信頼性物理に関する国際会議で,61回目を迎えるこの分野のフラッグシップ学会です.

横川は2006年からほぼ毎回出席しており,とても大事な学会です.今回は,imecの友人の紹介でTutorialで講演させていただきました.

卒業式翌日の早朝から,成田エクスプレスで空港まで向かいました.久々の空港,いろいろ自動化が進んでていて面白かったです.

 

今回,2月と3月が大忙しで準備時間がギリギリであったにもかかわらず,80分の講義だったので,空港ラウンジでもずっと準備してました.DeepLやGrammaryを駆使して,どこでも仕事できるな,,,と思っていたら,搭乗の段階ではたときがつきました.

(機内では,高速WiFiなんて期待できない,,,,)

という訳で,機内では我が英語力のみで出来る限りの準備を,ほとんど眠らずに進めました.

サンフランシスコの空港では,入国審査の列が長くて,予約のバスの時間に間に合うかひやひやしましたが,ラッキーなことにぎりぎりのところで審査の列が分割されて,早く通ることが出来ました.京都大学のE先生にはご心配おかけしました...

約3時間バスに揺られて(といっても,日本のそれと違ってハイウェイをぶっ飛ばしますが),Montereyの会場のホテルに到着しました.ここはIRPSのために数えきれないくらい来ているところで,広々していていいところです.

 

到着の翌日,朝9時からの講義ということで,休む間もなく仕上げとリハーサルをせっせと部屋でやっておりました.

翌朝,なんとか80分の講義を終えて,やっと少し眠りました....

2日目のTutorialは,純粋に勉強させていただきました.まとまって,普段なじみのない領域の話を聞けるのは,やはりいいですね.現地に来ると,それしか出来ないので真剣かつ集中して聞けるのがいいところです.

3日目からは本会議.Tutorialのときよりも人が増えて盛況です.日本でもようやく見直され始めた半導体分野ですが,WWで見ると成長分野.その信頼性に関わる人だけでもこれだけいるのかと思うと,頑張らないとなという思いを新たにしました.

 

実は,到着した日の前日に,ゴードン・ムーアが亡くなったということを,ネットニュースで知りました.Intelの創始者の一人で,ご存じ「ムーアの法則」の提唱者です.会議のオープニングでも,その紹介がありました.

 

3日間,最先端の研究発表を聴講したり,古い友人との旧交を温めたりと,非常に有意義な出張でした.論文は読んでいましたが,リアルの学会ではその文面には顕れない迫力やら課題やらが感じられて,本当に勉強になります.

Tutorialを拝命したのは光栄ですが,やっぱり最新の研究発表で参加したいものです.頑張るぞと,思いを新たにしました.

最終日の夕方には早々に帰路に就き,ちょっと慌ただしかったのですが,戻ったら新年度の準備に取り掛かるエネルギーを受け取ってきた出張でした.

 

 

2022年度卒業式

2023年3月24日,2022年度卒業式が行われました.

(更新を1年間さぼってしまいました...)

横川研からはMが1名,Bが1名,狩猟と卒業を迎えられました.おめでとうございます!

修了の川内君は目黒会賞も受賞されました.重ねておめでとうございます.

川内君の研究は,学域時代から取り組んでくれたCO2センサーを使った感染症リスクの分析・評価に関するもので,3年間北は仙台,南は鹿児島まで飛び回って実施したフィールド調査の結果と,大量のセンサーによる大規模な時系列データの時系列クラスタリング基づいたリスク診断器の開発という,様々なアプローチからのものでした.

Li君の研究は,横川研で開発した壁面発電シミュレーションを使って,日本各都市の天面・壁面発電のポテンシャルを評価したものです.緯度の意外な影響などが見えてきて,これからの再エネの主力電源化における有意義な情報になると思います.

横川の所属するi-PERCでは,R5年度から円筒形太陽電池を使った壁面発電の大規模実証に取り組みます.大学院に進むLi君には,引き続きそれらの研究に頑張ってもらう予定です.

卒業式後は,牛タンで宴会しました.

お二人とも,これからの活躍を期待します!

 

2021年度卒業式

2022年3月24日,2021年度卒業式が行われました.

横川研からは,M2が2名,B4が2名,修了と卒業を迎えられました.

2020年度に続き,この1年間もコロナで不自由なことが多々ありましたが,皆さんしっかりと研究を進めて,それぞれ結果を残されました.

また,今年度は入学式,駅前のワクチン会場,就職説明会,その他いろいろな場所で新型コロナウィルス感染拡大防止のための換気モニタリングを,研究室の皆さんのボランティアで行いました.

センサーシステムを構築したり,ブロードキャスト環境を作ったり,センサーの設置やデータ解析をしたり,事前の換気量実験を行ったり,さまざまな形で活躍してくれた研究室全員で,社会活動に関する学生表彰を受賞されました.

卒業式や授賞式でもCO2モニタリングを行っていたので,ご覧になった方もおられたのではないでしょうか.

 

毎年,西3号館の周りの桜の下で写真を撮ります.今年も満開一歩手前の桜です.

 

 

皆さんの,これからの活躍を期待しています!

 

レントゲン車の換気扇風量を調べてきました

宮城県結核予防会との共同研究で,レントゲン車の換気について研究しています.レントゲン車は,その用途から考えてもわかるように,とても換気が難しい設備です.

横川研では,卒業研究として熱流体シミュレーションと実験計画法を使った換気の最適化に関する研究を行っています.そのシミュレーションで使う風量を,実際の環境で測定してきました.

まずは,,,朝昼兼用の腹ごしらえから.魚市場へ連れて行っていただきました.もちろん,セリが終わった後の,ほとんど人気はない時間を選んで...

はらこめしっていうそうです.市場のご飯だから,新鮮でおいしいのに加え,量がありました.

目的地は,実は2019年にみんなで行った仙台大観音のすぐ近くです.ご縁があります.今まで,曇り空ばかりでしたが,今回は晴れてて見ごたえがありました.しかし,,,住宅街にいきなりあんな大きな観音像がにゅっと突き出ているのは,壮観です.

 

風量は,石垣先生からお借りした風量計で計測しました.カタログスペックには現れない実際の風量は,複雑な動きをします.特に,換気経路の状態や風向との交互作用なども出てくるので,データを持ち帰って詳細な分析を行うことになります.

 

帰りには,駅で正宗公に拝謁して,恒例の「だだちゃシェイク」をいただいて帰りました.

 

スマホのバッテリー劣化試験の様子

スマホのバッテリー劣化の試験を継続しています.実験装置(手作り)の様子を,ちょっとだけお見せします.信頼性試験は長時間かかりますので,しっかり仕込んでおくのが大事です.試験方法や,その分析方法をあれこれ考えて,上手くいったときには大きな達成感が得られます.この実験も,面白い結果が出ますように.

 

 

久しぶりのリアルイベント「勉強仲間をつくる会」に参加しました

緊急事態宣言があけて,細心の注意を払いながら,徐々にまたリアルなイベントが復活しつつあります.

今回,学生有志の皆さんの運営による「UEC20プログラム別勉強仲間をつくる会」が開催されるとのことで,横川研も参加しました.

研究室公開をリアルで行ったのも久しぶりです.

 

4組のB2の皆さん,15人の方々がが研究室に来られました.横川と研究室メンバーで,現在実施中の研究などいろいろな話をさせてもらいました.大学生活を垣間見る,参考になったとしたら幸いです.

COVID-19の影響は,まだしばらく続くでしょう.一方で,大学における学びの最も大きなものの一つが,ラボでの研究です.イベントに関わらず,研究室訪問はいつでも歓迎いたします.教員までメールでご連絡ください.

 

令和2年度卒業式・大学院学位記授与式

COVID-19に終始した令和2年度でしたが,修士1名,学域3名のメンバーが,修了,卒業を迎えました.いろいろと難しい中で,本当に頑張って立派に研究を完成させました.

その門出を祝う卒業式・大学院学位記授与式において,横川研ではセンサーネットワークを設置してCO2測定とその可視化を石垣陽先生らと共同で行いました.

卒業の当事者である川内君の指揮のもと,講堂にCO2センサーを設置して,式典中の空気質をモニタリングしました.結果は別途ご報告しますが,終始良い換気状態での式典になりました.

 

 

式の後は,研究室で学位記の授与を行いました.東地区の講堂と西3号館は大学の真逆にあるので,行ったり来たり大変だったと思います...

 

西3号館裏の通りで写真を撮りました.ここは,毎年桜が綺麗な場所です.今年も,4名の仲間の門出を祝うように,咲いています.

 

皆さんの,今後の活躍を祈っています!

 

Agoraの換気量を測定しました

室内空間の空気品質評価は,リスクの定量化や学習や業務の効率の向上のために重要な要素のひとつです.COVID-19の影響によって,さらに注目が集まっています.

横川研では,環境知能(Ambient Intelligence)による環境評価と制御に関する研究に2018年から取り組んできました.インプットとしてのエネルギーと,アウトプットとしての価値の繋がりを考慮した空間づくりに関する研究です.

2020年に入って研究の目的に少し変化が生じましたが,精力的に研究を進めています.

10月31日と11月20日に,研究の場である附属図書館Agoraで換気量の測定を行いました.

空気の入れ替えを測定するときには,二酸化炭素をトレーサーガスとした計測を行います.専門業者から買ってきたドライアイスを金盥に入れて,ガシガシと砕いていきます.水に放り込むわけではないのでほとんど煙は出ませんが,室内のCO2濃度が上がっていきます.

 

測定には安価なCO2センサーを使いますが,ネットで公開されている情報をもとに,自分たちで作ったセンサーを使っています.

 

部屋のCO2濃度が数千 ppmに上がったところで換気設備を作動させ,濃度の減少曲線を取っていきます.これをデータ解析することで,局所的な換気能力を測っていきます.

 

この研究について先日報告した,「Ambient Intelligence(環境知能)によるフリーアドレススペースのリスク評価」が,J-Stageに公開されました.是非,ご一読ください.

 

Agoraの風量分布測定を行いました

コロナ禍において活動の制限が続いておりますが,研究室メンバーも自宅で研究を進めています.学会誌への論文投稿や,企業との共同研究への参加など,通常に劣らない活動ができています.

とはいえ,研究において,実際の測定や計測は欠くことの出来ない要素です.今回,登学許可をいただいて附属図書館のAgoraでの測定を行いました(三密を避け,マスク着用を厳守しました).

現在iPERC(横川研)では,次世代の職場環境の一つの形である,オープンアクセス空間の環境品質の分析,考察の研究に取り組んでいます.再生可能エネルギーから得られた電力をバッテリーで効率よく給電するナノグリッドシステムや,それによる人流や場所利用効率の変化などを対象にしています.Agoraに設置されたセンサー群や,コンセントに設置したスマートプラグから得られるビッグデータを用いて,様々な解析手法を用いた分析や,新しいセンシングやアクチュエータの開発に取り組んでいます.

その中でも,CO2センサー群によるCO2濃度分布の分析は,三密の抑制やコロナ感染のリスク評価に有効な知見が得られるものと注目されています.特に,大勢の人が集まる広い空間における多次元センシングデータの分析・予測・制御の方法が必要になります.

日頃お世話になっている場への恩返しも出来ればと,検討を開始しました.その一環として,無人の状態における空気の流れを可視化するため,風量分布測定を行いました.

 

例年なら,沢山の学生が集い,レポートを書いたり,試験勉強したりしてにぎわっているAgoraが無人の状態を見るのは,少々さみしい気もしますが,登学が解禁されて皆さんが集う際に,少しでもリスクを下げ,安心して利用できるお手伝いが出来ればと考えています.

下の写真は,座った人の頭の位置の風量を調べるために,現地の椅子を利用してセンサー(棒の先)の位置を固定したものです.

 

早くその日が来ることを祈って,今は研究に学修に,努めましょう.

 

2020年度第1回全体ゼミ(2020.4.25 @オンライン)

新型コロナウィルスの感染拡大を防止するため,登学が停止されて3週間近くなりますが,4月に入ってから横川研ではオンラインでのゼミを行ってきました.

毎年,月一回程度の全体でのゼミを行い,それぞれの進捗を披露してもらっています.研究室内での情報共有と互いの切磋琢磨が目的です.

こういう状況ですが,まずは自分たちのやるべきことをきちんとこなしていこうということで,オンラインでの全体ゼミを行いました.

午後いっぱい,休み休みオンラインで行いました.みなさん,お疲れさまでした.

この後は,みんなでオンライン飲み会です!

 

令和元年度卒業式・大学院学位記授与式

卒研発表が終わった2月中旬以来,新型コロナウィルスの拡大防止のため,様々なイベントが中止,延期となりました.残念ながら,弊学でも卒業式・学位記授与式は規模を最小限化して行われることになりました.

学位記は,各研究室で指導教官から手渡しということになりましたので,横川研でも修士1名,学域3名への学位記授与を行いました.

今年も綺麗に咲いた西3号館裏の桜の前で,記念写真を撮りました.そのまま,軽く打ち上げです.

新たな道に進んで,さらなる活躍を,お祈りします.

 

電子情報通信学会信頼性研究会(8月度研究会)に参加しました

2019年8月22日,23日に東北大学・電気通信研究所で開催された電子情報通信学会の研究会に,研究室一同で参加してきました.

仙台駅から歩いて16分ほどのキャンパスですので,仙台駅西口に宿をとりました.朝食は近くにあった仙台朝市まで行って,海鮮丼をいただきました.朝から沢山の観光客が朝食のために集まっていて,活気がありました.ハムチーズカツも美味しかったです.

 

初日は午後からの開始でしたので,少し足を延ばして仙台大観音をお参りしてきました.

住宅街を走るバスが角を曲がると,いきなり大きな観音像があらわれて,驚きました.曇りだったのが少し残念で,晴れていれば青空に白い観音像が映えることでしょう.

 

観音像の体内には十二神や108体の仏像が祀られていて,エレベーターで12階まで上がってからお参りするようになってました.一番上から吹き抜けの下をみると,リドリー・スコットの映画のような雰囲気でした.

 

研究会は,レーザー・量子エレクトロニクス研究会,光エレクトロニクス研究会,電子部品・材料研究会,機構デバイス研究会,信頼性研究会の合同開催です.普段聞けない講演は,勉強になります.

信頼性研究会で招待講演をお願いしたのが,岡田健治さん(パナソニック・タワージャズセミコンダクター)と三谷祐一郎さん(東芝メモリ)です.お二人とも,デバイスの信頼性分野では長年世界的に活躍されておられる方々で,私も大変尊敬しています.お二人のお話は,学生諸君や他の分野の方々には難しい面もあったかもしれませんが,大変丁寧にわかりやすくお話しくださいました.大変勉強になりました.

二日目の午後,帰京する前に少しだけ仙台を観光してきました.

昼食にいただいたのは,仙台名物の「麻婆やきそば」です.少し硬めに焼いた焼きそばに,辛めの麻婆豆腐がかかっていて美味しかったです.

 

瑞鳳殿と仙台城址を見学しました.暑い中で随分汗をかきましたが,東北ならではの文化財を堪能しました.80年代の発掘の映像も,興味深かったです.

 

おなじみの政宗像の前で写真を撮りました.後から気がついたのですが,前日にお参りした仙台大観音が,遠くに写ってました.

 

夏の終わりに,ちょっとした旅行が出来ました.これから研究の本格化に向けて,一同で頑張って行こうと思います.

 

なお,仙台城址と仙台駅でいただいた「ずんだシェイク」は絶品でした.個人的には,仙台駅の方が美味しかったです.

 

第49回信頼性保全性シンポジウムで研究発表を行いました

2019年7月18日,19日で開催された第49回信頼性保全性シンポジウムに,研究室全員で参加して参りました.

例年恒例の日本教育会館での開催です.研究室からは2件の研究発表と運営,会場補佐など,参加させていただきました.

 

昨年の48回において横川研から発表させていただいた報告が,奨励報文賞をいただきました.電通大に戻ってから3年間,研究室の皆さんと取り組んできた研究が受賞して,とても喜ばしいです.

遠藤駿, 横澤成望, 川上紗野花, 國井喬介, 横川慎二; ”畳み込みニューラルネットワークを用いたシステムの特性劣化の特徴量抽出と運用条件検討への応用”, 第48回信頼性・保全性シンポジウム予稿集, pp. 181-186 (2018).

恩師から,賞状と記念品をいただきました.

 

今年は研究室から2件の発表を行いました.信頼性データ解析のセッションで,ベイズ推論とブール分布タイプXIIを用いた半導体デバイスの寿命分布解析の研究と,パワーデバイスのパワーサイクル試験における少数サンプルでの信頼度推定精度の研究です.沢山の方々に聴講とコメントいただきました.実務のお役に立てるよう,今後一層のブラッシュアップを進めていきたく思います.

また,会期中は会場設営の補助やマイク係として,発表以外の学生諸君も活躍しました.聴講という意味でも,良い経験になったかと思います.

シンポジウム終了後,会場のある神保町の有名なカレー屋さんに打ち上げに行きました.30年前から時々通っているカレー屋ですが,変わらぬ美味しさ,見事でした(カレーの写真を撮るのを忘れてました,,,).

ジャガイモが,合うんです.神保町に来たなって思います(カレーにです.ビールは教員の,です).

来年は50回目の記念すべき開催になるとのことですので,一年間努めて,また参加したいと思います.

足利訪問

教育実習の研究授業の参観のため,足利市へ行って参りました.

1限の授業でしたので前の日に移動しましたが,着いた時には,日が暮れてました.

 

高校を訪問させていただくと,いつも懐かしい感じがします.今回も,出身高校を思い出しました.

 

授業を参観させていただき,少しお話してから引き上げました.帰路(徒歩)の途中で,日本最古の学校を見つけました.

 

少々くたびれましたが,いい機会でした.

MRS Spring meeting 2019にて招待講演を行いました

Materials Research Societyのシンポジウムに,招待講演で呼んでいただいたので,USA・アリゾナ州・フェニックスまで行ってまいりました.

以前企業に勤めていたとき,学会発表のため2度訪れたことがある街です.今回,11年振り,3度目の訪問です.学会会場と,学会割引の効くホテルが11年前と同じだったので,そちらに宿をとりました.

 

フェニックスは砂漠の街ですが,シリコン・デザートと呼ばれるくらいで,電子産業の盛んなところです.上の写真に見えるかもしれませんが,街を少し出ると赤い山々が見えます.すこし時間をかけるとグランド・キャニオンにも行けるところだそうです(行ったことないけど).

到着した日は4月21日の日曜日でした.街を少し歩いてみました.「アリゾナダイヤモンドバックス」の本拠地のチェイスフィールドが近くにあったり,博物館が沢山あったりしますが,人通りがほとんどなく,お店も閉まっているところが多く,以前と比べてどうしちゃったのかなと感じてしまいました.コーヒー飲みながら本を読んでいたら,少し雰囲気の怪しい男性に声をかけられたりしたので,早々にホテルに戻りました.

 

あとでSNSで教えていただいたのですが,イースター・サンデーだったそうで,お家で家族で過ごされる方々が多かったのだとか.翌日からは,MRSの参加者なども沢山おられて,以前と同じ街の雰囲気に戻りました.街中にも学会のバナーが沢山出ていて,賑わっていました.

 

11年前と違うなと思ったのは,会場近くのモール「アリゾナ・センター」にスマホの充電ステーションが出来ていたことでした.持参してきていたモバイルルーターの充電用ケーブルを忘れてきていたので,しめた!と思ったのですが,,,該当するジャックが全部折られてて,使えませんでした.残念.

 

この学会に参加するのは実は初めてでしたが,より材料やユニットプロセスに近い学会ですので,少し浮くかなと思いつつ,参考にしてもらえればいいやと信頼性モデリングの話をしてきました.

 

短期間の滞在でしたが,久しぶりで懐かしかったです.最後の夜に,誘っていただいて少し離れたところのブリュワリーまで歩きました.夕焼けが,奇麗でした.

 

IRPS2019に参加しました

デバイス信頼性故障物理のフラッグシップ学会であるIRPSに参加してきました.

今年は米国カリフォルニア州モントレーでの開催でした.映画「エデンの東」の舞台となった地で,モントレー・ジャズ・フェスティバルでも有名な地です.2年ぶりでしたが,すでに何回も訪れたことのある地です.

年度またぎで出かけてしまったので,いろいろ忙しかったため,調布から空港までのバスではずっと寝てました.ふと起きた時に,空が碧かったです.

 

会場は,ゴルフコースが併設されたホテルです.いつも思うのですが,参加者の大半はゴルフなんか出来ない(やらない)研究者やエンジニアですから,風景を楽しむくらいでしょうか.でも,晴れていると気持ちいいです,見てるだけで.

 

日本時間で4月1日にあたる夜,日本人数人で食事しました.会話を楽しみながらの食事でしたが,あるタイミングでスマホに注目.新年号の発表の瞬間です.「令和だって」「れいわ・・・」「あぁ,令和・・・」という感じで,しみじみ受け止めましたが,考えてみると国外でリアルタイムで知ることが出来るというのは,すごいことです.

(私が大学一年のとき,正月休みで故郷に帰省し,調布まで戻ってくるのには夜行列車を使いました.夜通し走って,早朝に東京駅について,中央線で新宿についたとき,夜の間に昭和が終わっていたことを知りました.今なら,そんなことほとんどありえないでしょうけど,,,)

 

ポスターで発表して,議論して,また刺激をもらいました.セグメント(素子)レベルで観測するエレクトロマイグレーションの寿命分布を,チップレベルの予測に生かすには,これまで回路規模のシミュレーションを行う必要がありました.今回,回路規模とセグメントの分布からチップレベルを大まかに見積もる統計モデルの提案をしました.チップの信頼性予測の統計モデルについて,故障物理と信頼性統計を融合させるというのが,私の研究テーマの一つですが,そのピースの一つです.今後は,是非実データで事例を重ねていければと,考えています(興味のある方,ぜひ,共同研究を)

 

最終日(5日目)の会場の様子です.ここで会議を行うとき,いつも誰もいなくなった会場に忍び込んで広さを再確認します.来年はテキサス州ダラス.また会おうと約束した方々が沢山います.

 

帰りは早朝のモントレー空港から.朝焼けがとても奇麗でした.

 

2018年度

北見工業大学へ行ってきました

少し時間が経ちましたが,2月の末に北見工業大学へ研究の打ち合わせに行きました.

北見は初めてでしたが,初めて流氷を見ることが出来ました.

 

ADMETA Satellite Workshopにおいて研究発表を行いました

先月のADMETAの国内イベントである,ADMETA Satellite Workshop(ADMETA SWS)において研究発表を行いました.場所は東京大学・武田先端知ビルです.

敷地のわきに,こんなのがあります.

 

朝一番のチュートリアルセッションで,あってはならないトラブルが生じてしまいました.そのカバーのために,沢山の方々のご協力いただきました.それがなければ,大変なことになるところでした.心から御礼申し上げます...

自分は沢山の人に助けてもらっているのだということを,こういうときにはいつも以上に強く感じます.こういうご恩に応えられるように日々努めなければならないと,改めて思います.

 

今回はランチタイムにポスターセッションを配置しました.参加者の方がお昼を食べに出て,閑散としてしまうのではないかと心配していましたが,沢山の人が参加してくださって,熱心に議論させていただきました.

当研究室の研究について聞いていただき,沢山の有益なコメントをいただいた皆様,ありがとうございました.

 

終わってから,委員の皆様と慰労会でした.たいへん,美味しかったです.

 

CEATEC 2018にて研究展示を行いました

横川の所属するiPERCでは,2018年10月16-19日に幕張メッセで行われたCEATEC 2018において研究展示を行いました.

CEATECはアジア最大級の規模を誇るIT技術とエレクトロニクスの国際展示会です.今回は,センター設立時から研究をリードして下さった市川晴久先生の主導により進めてきた「バーチャルグリッド」の展示を行いました.詳細はiPERCのHPをご覧ください.当日の資料もご覧いただけます.


CEATECには何度も参加してきましたが,出展側として主体的に参加するのは初めてでした.開場前の会場では,人もまばらで,それでいて研究や開発の成果を見てもらおうという意気込みが漂っていて,開演前のコンサート会場のような雰囲気でした.

某住宅機器メーカーのリビングを模したブースで,社員の方が朝食を取られている姿は,なんだか行動展示みたいで可笑しかったです.


今回はユニバーシティ・スタートアップエリアでの出展でしたので,来場者が足を運んでくださるか少し心配でしたが,全くの杞憂でした.沢山の方々にブースを訪れていただき,研究についてご紹介することが出来ました.会場の来場者分布を示すヒートマップでも,時々ブースの周りが赤くなっていて,沢山の方が来て下さったという実感がありました.

 


会場では,大学から借用した法被(はっぴ)を着ていましたが,これが大成功でした.これを着て歩いているだけで宣伝になり,見かけた方々がブースに来てくださることもありました.その多くはOB・OGの皆さんです.懐かしい方々にもお会いできて,よかったです.

そういえば,いろんな方々に法被姿が「似合う」と言っていただきました.次に向けて,研究室でも作っておきましょうか.

 

これからも,iPERCでは基礎研究と開発を進めて,その成果を学会や展示会を通じて公開していきたいと考えています.ぜひ,またお越しください.

 

ADMETA 2018にて研究発表を行いました

中国・北京市の北京国際会議中心にておこなわれたAdvanced Metallization Conference: 28th Asian session (ADMETA Plus)において,研究発表をおこないました(2018年10月10-12日).

横川はADMETA 2017のProgram Chairとして,またADMETA 2019のGeneral Chairとしての参加であり,研究発表と同時に運営としても重要な出席でした.

夕方に羽田を出立して,北京に到着したのは20時半くらいでした.北京首都国際空港はとても綺麗な空港で,入国手続きの一部も自動化され,すごく近代的でした(ごくまれに,指紋が認識されない人もいましたが,,,).

迎えに来てくれていた現地の学生アルバイトさんの案内でタクシーに分乗してホテルに向かいましたが,高速路肩走行する車も見かけて度肝を抜かれました.自分で運転する自信は,,,ありません.

ホテルにチェックインした後,すこし小腹が空いたのでレストランを探しました.ホテルの人に案内されたレストランに落ち着きましたが,まったく英語が通じず,なんとかかんとか注文して来たものをいただきました.苦労しただけに,美味しかったです(辛(から)かったけど).

 

会場である北京国際会議中心(Beijing International Convention Center)までは,ホテルから歩いて20分くらいでしたので,毎日歩いて通いました.北京の交通は,自転車とバイクと車が同じ車道を走るようになっていて,日本の風景とはだいぶ異なります.

朝のラッシュ時に,特に目立ったのが電動バイクです.中国の都市部では,大気汚染の緩和のためバイクが規制されるようになったそうですが,電動バイクは自転車とおなじ範疇になるそうで,様々な電動バイクが走っています.自転車にモーターがついただけに見えるものや,折り畳み自転車風のもの,三輪車,四輪車など様々な形態です.特に驚いたトップ3が,

 ■電動車いす

 ■セグウェイ

 ■一輪車(電動)

でした.これらが車道を走る風景は,我々にとってはかなりシュールでした.

会議が行われる北京国際会議中心の近くには,オリンピックの会場にもなった,通称「鳥の巣」がありました.青空に映える,綺麗な建物でした.会議場の入場の際には手荷物のX線検査と,X線ゲート,金属探知機による身体検査などを経て入場しました(初日は.翌日から段々検査が雑になりましたが,,,).


今回のADMETAには,沢山の投稿とスポンサーが集まり,中国が電子部品を国策産業として強くプッシュしていることが強く感じられました.中国科学技術院からの基調講演では「中国は世界の工場です」との講演がありました.また,Intel社の副社長が基調講演に登壇されるなど,産業界の注目も高いことがうかがえます.沢山の発表は,とても勉強になりました.

(初日のオープニングで用いられたスライドについては,,,ちょっとご愛敬です)

 

横川研からの発表は最終日,最終セッション,最後の講演でしたので,会議全体の最後の講演でした.登壇した國井さんは最後まで緊張が続いたことと思います.お疲れさまでした.


会議の詳細は,2018年11月2日に東京大学・武田先端知ホールで行われる,ADMETA Satellite Workshopで報告される予定です.是非,ご参加ください.

ADMETA 2019は2019年10月9-11日に東京大学・山上会館にて行われる予定です.また一年間,しっかりと研究と準備を進めていきたいと思います.

終了したあと,日本からの参加者の皆さんと慰労を兼ねた食事会をしました.とても楽しかったです.「冷えたビールをください」という中国語も教わりました.ありがとうございました!また,ご一緒出来れば幸いです.再会!

 


横幹連合コンファレンスにて研究発表を行いました

2018年10月6日(土), 7日(日)に電気通信大学で行われた,横幹連合コンファレンスにおいて,横川研究室からの2件のポスター発表,iPERCで主催したオーガナイズドセッションで1件のオーラル発表を行いました.

横幹連合は,横断型基幹科学技術研究団体連合の略で,高度に専門化・細分化された学術組織が結集し,特定分野に限定されない汎用的な方法や科学技術を促進することを目的として40程度の学会が組織された団体です.今回は,電通大で講演会が行われるということで,横川研でも積極的に参加することにいたしました.

いろいろな学会の方々から,沢山のご意見をいただくことが出来ました.ありがとうございました!

信頼性・保全性シンポジウム2018において研究発表をおこないました

千代田区神保町の日本教育会館にて行われた,第48回信頼性・保全性シンポジウムにおいて,当研究室から研究発表を行いました(2018.7.19-20).

1971年から始まり,様々な分野の信頼性・保全性・安全性に関するエンジニア,マネージャー,研究者の方々が集まるシンポジウムです.B4の遠藤さんが堂々と発表し,沢山のコメント,ご意見をいただくことができました.

この発表は,研究室を立ち上げて以来2年間の内容を含むものでした.今後さらに発展させるべく,努めたいと思います.

 

「発表タイトル」遠藤駿, 横澤成望, 川上紗野花, 國井喬介, 横川慎二:”畳み込みニューラルネットワークを用いたシステムの特性劣化の特徴量抽出と運用条件検討への応用”, 第48回信頼性・保全性シンポジウム予稿集, pp. 181-186 (2018).

オープンキャンパスにお越しいただき,ありがとうございました!

大変暑い中でしたが,オープンキャンパスにお越しいただいた皆様,ありがとうございました!(2018.7.15).

横川研ではこれまでの研究のパネル展示,メトロノームの同期実験(創発性の簡単な実験),リチウムイオン二次電池の釘差し試験の映像などをご紹介しました.沢山の方々に来ていただき,ありがとうございます.

まだまだ小所帯の研究室ですが,またお会いできる日を楽しみにしております.

 

統計教育の方法論ワークショップ・理数系教員授業力向上研修会に参加しました

京都で行われた,第15回統計教育の方法論ワークショップ・理数系教員授業力向上研修会に参加してまいりました(2018.7.7-8).

西日本を中心に,大変な大雨で各地で被害が出た日です.出席がかなわなかった方も沢山おられたようでした.その方々の分まで,しっかり講演を聞かねばという気持ちで臨みました.

非常に興味深いお話を沢山伺うことができました.中学,高校の先生方が統計教育についていかに努力研鑽を積まれているか,国際的な統計教育の取り組み,医療看護療育におけるデータサイエンティストの育成にかんする活動など,大変勉強になりました.

写真は,8日の空です.どうか一日も早く,平穏が戻りますよう.

 

ICICDT 2018にてチュートリアル講演を行いました

International Conference on IC Design and Technology (ICICDT) 2018のチュートリアルで,Physical and Statistical Analysis and Methodologies for Realizing Automotive-Level Extremely Low Defect Densities (FEOL/MOL/BEOL)というタイトルで講演を行いました(2018.6.4-6).

開催地はイタリアのオトラントというところで,イタリアを長靴に見立てると,ちょうど踵の先にあたるところです.フランクフルト経由でバーリ(Bari)に到着し,そこからまた250kmほど離れた古い街です.

街の真ん中には,悲劇の舞台にもなったオトラント城があります.今回はこのお城がConferenceの会場でした.

 

街はアドリア海に面していて,これまで見たどの海よりも,そして空よりも青い海でした(水着はもって行きませんでした).

 

会場は半地下の大広間でした.石造りのお城の中なので,冷房がなくとも外に比べて涼しく,一応マイクはありましたが,声がよく通る作りになっていました.

 

午前中のチュートリアルが始まって,お一人目(韓国POSTECHのHwang先生)の講演の最中に,プロジェクタの画面に「オーバーヒート気味.メンテナンスせよ」のメッセージが出てきました.そのままセッションを継続したので,大丈夫かなと思っていたのですが,お二方目(イタリアUniversity of PaviaのMalcovati先生)の講演中にまたメッセージが出て,とうとうプロジェクタがダウンしてしまいました(下の写真が,ダウンしてしまったプロジェクタです).

 

天井据え付けでしたし,どうするのかなと思っていたら,「ただいま,テクニシャンが処置中ですので,少し待っていてください」とのアナウンスが.脚立を持ったスタッフの方が来られましたが,,,どうみても電源をオフして,再度オンしただけのような気が...

再起動後,講演が再開されましたが,再起動中に少し温度が下がっただけですぐに同じことになるだろうなと思っていたら,その通りでした...結局その時点で午前中の講演は中止になり,午後から再開ということになりました.

ランチから戻ってくると,どこからかエプソンのプロジェクタが運ばれてきていて,代わりに使われてました.自分の登壇の前に何とかなって,一安心です.

Malcovati先生が1時間の熱弁を振るわれたので,当初の私の予定時間が完全に過ぎた時間になって,ようやく登壇しました.「今回,信頼性の話をしてくれとのことで参りましたが,残念ながらプロジェクタの信頼性については詳しくないので,半導体の信頼性の話をします」と断ってから,きっちり1時間話をさせていただきました.

 

品質論から始めて,品質ー信頼性の関係について,それからMOLのTDDBを例としてEarly failureの評価,統計,予測など全般を,コンパクトにまとめてお話ししたつもりです.

講演が終わった際,記念品ということで1700年代に出版された辞書の原版の1ページをいただきました.珍しいものをいただいて光栄でしたが,小さなスーツケースしか持っていかなかったので,厚紙の台紙から原版だけ剥がして(テープ止めされてました!?)持って帰りました.ニコラスケイジの映画に,そんなシーンがあったような...

 

会場を一歩出ると,イタリアの古い下町が広がっていますが,小さな古い車などが沢山止まっていて,とても雰囲気があるところです.お城にチンクエチェントというのは,カリオストロを思い起こします.

会議は初日のチュートリアルを含めて3日間行われましたが,イタリアの大学からの発表を中心に数多くの発表があり,面白かったです.玉石混交ですが,学生さんもしっかり発表されてました.バッテリーの充電用デバイスの回路設計などの話もあって,意外な勉強もできました.

とてつもなく青い空と海と,陽気で親切な人達に囲まれて,楽しい学会でした.来年は中国での開催とのこと,ご縁がありましたら,また出席してみたいと思います.

 

2017年度

IRPS 2018にて研究発表を行いました

今年も,デバイス信頼性のフラッグシップ学会であるIRPS(International Reliability Physics Symposium)に参加して来ました(2018. 3. 11-15).

開催地となったサンフランシスコのホテルは,16年前に別の国際会議で訪れたことのある場所でした.当時を懐かしく思いましたが,ホテルの向かいにあった映画館(そこで,まだ日本未公開だったSTAR WARS, episode II を観ました)が廃業していたり,Fordだったと記憶していたカーディーラーが,Teslaになってたりといった変化はありました.

 

今回,初めて参加した國井さんも,学生ボランティアとして運営にも協力し,受付業務をこなしました.お疲れさまでした.

 

今年はポスター発表でした.準備過程でいろいろありましたが,いろいろな方とディスカッション出来ました.IRPSのポスターセッションは,3時間を超えるのですが,昔からの既知と情報交換できる,有意義な時間です.

 

 

来年は,2019. 3. 31-4. 4に,カリフォルニアのMontereyで開催されます.また一年頑張って,ぜひ参加したいと考えています.

忘年会しました

2017年12月22日,研究室の大掃除と年内最後の全体ゼミ,それから忘年会を行いました。

アルバイトの方々,日ごろお世話になっている事務の方と,合計10名での忘年会です。

しっかり英気を養い,来年も頑張りましょう!

(パクチーは,ほとんど教員が食べました)

 

 

日本信頼性学会第30回秋季信頼性シンポジウムで研究発表を行いました

2017年11月27日に日本科学技術連盟・東高円寺ビルで行われた,日本信頼性学会第30回秋季信頼性シンポジウムで研究発表を行いました。

横川研からは2件の発表を行いました(詳細は研究業績をご覧ください)。

迂闊にも写真を撮るのを失念しておりました。。。

ADMETA plus 2017にて研究発表を行いました

2017年10月18-20日に東京大学(本郷)・弥生講堂で行われた国際会議,Advanced Metallization Conference Asian Session (ADMETA plus)にて研究発表を行いました。

 

昨年に比べて参加者が倍増し,盛会になりました。


 

横川研からは2件のポスター発表を行いました。遅い時間まで,参加者の皆様と有意義な議論が出来ました。

ADMETA plus 2018は,来年10月中旬に中国で開催される予定です。1年先に向けて,また頑張りましょう。



電気化学会秋季大会で研究発表を行いました

2017年9月10-11日に長崎大学で行われた電気化学会秋季大会で研究発表を行いました。

 

長崎大学のキャンパスには,なぜか沢山の猫が。大学は居心地がいいのでしょうか。

 

そして,長崎大学の学食にて,麺類コーナーのメニューを見て驚きました。

「うどん」「そば」「中華麺」に並ぶジャンルとして,「チャンポン」。さすが本場と感心しました。

 

到着した日は天気の良い日でしたので,少しだけ社会見学を。長崎は美しい街ですが,1945年8月9日11時02分に起こったことを,決して忘れてはならないと感じました。

 

 

夏合宿 & 企業見学2017

夏の終わりに、夏合宿と企業見学に出かけました。

これまでのゼミのまとめと,中間発表に向けた準備を行うため,夏合宿を行いました。泊まり込みで議論しました。お疲れさまでした。

夕食もメンバーみんなで準備し,楽しく過ごせました。

翌日はバッテリーの安全性・信頼性の試験を行っている企業を訪問し,実際の試験の見学,体験をさせていただきました。非常に貴重な経験であったとともに,安全性・信頼性の研究の重要性を強く再認識しました。お世話になった企業の皆様に,心から感謝いたします。

当日の貴重な情報は,授業やオープンキャンパスで一部披露したいと思います。

下の写真は,ちょっとだけ観光した写真です。。。

 

 

オープンキャンパス2017に参加しました(2017.7.16)

オープンキャンパスにご来場の皆様、ありがとうございました!

横川研では、メトロノームの同期実験を公開しました。

ぶら下がって揺れる軽い台の上に乗っている20個のメトロノームが,初めはばらばらにリズムを刻み始めていたのに、徐々に同期していって同じタイミングでリズムを刻み始めます.

動画はこちら(Youtubeの動画です).

大まかなメカニズムは,

(1) それぞれのメトロノームが動き始めたとき,全てランダムに動いているように見える.

(2) 実際にはいくつかのメトロノームの動きが近くなっており,台はそれらと同調する向きに動き始める.

(3) 台からの力のフィードバックで,更に同調が強まり,それに反していたメトロームの動きが弱められて停止する.

(4) 止まった個体が台の動きに合わせて同調し,やがて全てのメトロノームの動きが同期する.というものです.

要点は,自由度の高い台上に乗っていることでメトロノームの振動が互いに影響しあい,全体の振動によって強調しあったり打ち消しあったりすることです.現代の社会インフラは,情報通信で繋がって自律的に動作するネットワークですから,こんな創発的な挙動(もしかしたら,不具合)を起こすことがあるかもしれません.それらをどのように予測するか,という課題にも挑戦してゆきたいと考えています.

 

日本信頼性学会優秀賞を受賞しました

2016年5月に日本信頼性学会において発表した報文「リチウムイオン二次電池の劣化における充放電サイクル数と待機時間の影響」が、優秀賞を受賞しました。

この研究は、横川の前任校である厚生労働省所管の職業能力開発総合大学校において、長野祐児さん(横川研OB第1期)と共同で実施したものです。

2017年5月31日に行われた授賞式には、長野さんも出席されました。下の写真は、その様子です(学会長の笑顔が眩しいです)。



IRPS 2017, 2017.4.2-6

デバイス信頼性のフラッグシップ学会であるIRPS(International Reliability Physics Symposium)に参加しました。

今回は、芝浦工業大学、筑波大学との共同研究の一部を発表しました。


 

2016年度

オープンキャンパス, 2016.7.17(Sun)

電気通信大学オープンキャンパスに参加しました。

お越しいただきました皆様に御礼申し上げます。




オープンラボ, 2016.6.4(Sat)

電気通信大学大学院オープンラボに参加しました。

当日は、iPERCの説明会と研究室公開に参加しました。イベントにかかわらず、見学は大歓迎ですので、興味があればいつでもお越しください。

 

 

 

なお、学域(学部)オープンキャンパスは7.17 (Sun)の予定です。