研究室紹介(学生向け)

当研究室の活動について

当研究室において研究活動を希望する方向けに,主な活動内容などについて示します.

具体的な活動は,ギャラリーなどをご覧ください.


プロフィール

所属
研究室は,情報理工学域I類 経営・社会情報学プログラム,および大学院 情報学専攻 経営・社会情報学プログラムに所属し,これらの所属において学位審査を受けます.なお,横川はi-パワードエネルギー・システム研究センター(iPERC)の専任教員ですが,上記の類,専攻を兼務しています.
研究室の特徴
社会との連携を通じて,研究を進めて有益な成果を挙げるだけでなく,具体的な課題解決を通じて成長出来る場所となることを心がけています.

新しいテクノロジーを確立する際には,課題を定義してその構造を分析し,解を発見して実行するというサイクルを繰り返すことが必要となります.産業界においては,正にその活動が繰り返されています.その際には,これまでに学んできた基礎学問や専門技術を使うだけでは十分とは言えず,常に新しいことを学び続けなければなりません.それこそがエンジニアの地力であり,長く活躍していく上で必要な力だと思います.

研究を通じて,専門技術の学修をするだけでなく,新しいことに挑戦し,体系化することを経験し,課題解決する能力を学び取ってもらいたいと考えています.

また,そのような姿勢に触れてもらうため,希望に応じて可能な範囲で企業との共同研究や,業界団体の研究会などに参加する機会を設けています.
運営
横川研究室は,情報理工学域I類 経営・社会情報学プログラム,および大学院 情報学専攻 経営・社会情報学プログラムの研究室として活動しています.学位審査,研究室配属なども同じです.研究テーマによっては,学内外の他の研究室とのコラボレーションを行います.

これまでに,電気通信大学の他研究室,東京大学,芝浦工業大学,北見工業大学,東北大学,神奈川工科大学,青山学院大学との共同研究成果を発表しています.
研究テーマとゼミについて
研究テーマは相談の上で決定します.学生は各自が1つのテーマをもって,研究に取り組みます.通常,関連テーマのグループに分かれて,週1回の個別ゼミを行います.関連テーマが近い分野で分かれますので,大学院,学域の混成グループとなります.

また,月1回は全員で研究の進捗を報告する全体ゼミを行います.研究の進捗を紹介しあうことによって議論を深めるとともに,異なる知見を得ることが目的です.全員が出席できる日を選びますので,大抵の場合に土曜日の午後に行います.

なお,ゼミとは別に,全員で週1回の輪講も行っています.

上記の時間以外,コアタイム等の設定はありません.登学や研究室での研究時間は自主性にお任せしています.横川が研究室にいる際には,質問や相談はいつでも受け付けます.一緒に考えたいと思います.ゼミの時間になって,出来なかった理由を説明するのではなく,少しでも前へ進めるよう,事前にいつでも声をかけて欲しいと思っています.
学生のみなさんへの期待
研究室に配属されるまでは,学んで身につけることが学習の中心でした.一方で研究を開始すれば,自らの持っている能力を駆使し,さらに磨き上げながら,新規性の高い課題に取り組むことになります.

みなさんは,初等中等教育に始まって高校までに学んだことを土台とし,大学で基礎科目や専門科目を通じて長い時間をかけていろいろな”筋肉”を培ってこられました.基礎体力はしっかりついています.研究を通じて,その筋肉を鍛え上げながら,新しい知識,知見を産み出してゆくことを,是非楽しんでください.

楽しんで身に着けた力を使って,社会で大いに活躍されることを期待します.さらに,社会に出ても成長し続けていける力を身につけて欲しいと思っています.そのためにも,在学中だけでなく,卒業,修了した後でも,そのお手伝いをしたいと考えています.
卒業生の進路
ISID-AO, 株式会社NTTデータ,NTTアノードエナジー株式会社,ラピスセミコンダクタ株式会社,一般財団法人日本自動車研究所,エクシオグループ株式会社,積水化学工業株式会社,本田技研工業株式会社,SBIホールディングス株式会社,株式会社村田製作所,株式会社QUICK,電気通信大学大学院,早稲田大学大学院,多摩市役所など.
見学・面接の方法
見学や面接は随時歓迎しています.お気軽に yokogawa(at)uec.ac.jp (at はアットマーク)までご連絡ください.ご希望があれば,オンラインでも構いません.